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穂崎 円歌集『オメラスへ行く』

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奪われた自らの声を思うとき、自分が奪ったかもしれない誰かの声を、この人は思わずにいられないのだ。誰の声も奪わず生きていくことは誰にもできないけれど、この人は、少なくともそれを自らの目で見に行くというのだ。「オメラスへ行く」と。(服部真里子・本書「帯文」より)

栞文:佐藤弓生・東直子・岩川ありさ

装幀:紙屋

【5首選】
ホールケーキ切り分けたのはどなたの手 国境線を渡る鳥たち
雪原のふいに途切れた足跡のもうわたしではない悲しみよ
世界中で上がる花火のそのあとに絶叫として落ちる沈黙
うつくしい心のひとがうつくしいものをつくるといううつくしい噓
のぼりだす冬の星座に目を伏せてオメラスを去りオメラスへ行く

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